はいたい！おきなわ部メンバーのKanaです♡

沖縄そば巡りは、沖縄の”食文化”と”トレンド”を垣間見る絶好の機会！

細めの麺と秘伝の出汁で仕上げるスープに宿り、シンプルながらも力強い具材が、沖縄の人々の生活と多彩な歴史を物語ります。

今回は、沖縄本島の中部にある沖縄市で「絶品で独自性がある！」と評判の沖縄そば屋【ナンクル 796】さんをご紹介します。

こだわりの超圧力鍋でつくるスープに注目です。早速みていきましょう。

【ナンクル 796】チャンプルー文化の沖縄市で人気の沖縄そば屋

「ナンクル 796」さんが位置しているのは、那覇空港から車で40分ほどの場所にある【沖縄市コザ】。1975年に沖縄で初めてアーケード化した商店街として知られる「一番街」の中にあります。屋根があるので雨の日でも安心。

お店でお食事をすると、近隣にある市の中央パークアベニュー共同駐車場の駐車料金が1時間駐車無料になります。

圧力鍋で”超”こだわったスープが決め手！【ナンクル】の沖縄そば

店内は4人掛けのテーブルが2つとカウンター席。満席で15人程度でしょうか。小さい店舗ですが、なんだかお家に帰ってきたような暖かい雰囲気が素敵です。コザのレトロな商店街によく合っています。

それでは、早速メニューを見ていきましょう！

同店の自慢は、なんと言ってもこだわり抜いたスープ。沖縄県産アグーと県産の若鶏を特別な圧力鍋で長時間炊き上げて作るそう。凝縮された旨味がありながら、臭みの全くないまろやかな口当たりが特徴です。

初めて沖縄そばを食べる/久しぶりに食べるという方におすすめしたいのが【至高（しこう）の沖縄そば】。至高とは、この上なく最高という意味！

麺の種類やトッピングを選ぶことができます。
至高そばのおすすめは、トッピングでラフテーを選ぶこと。ラフテーとは沖縄の伝統料理の一つで、厚めの豚肉を泡盛や醤油（お店によって味付けは異なります）で煮込んだ角煮のようなお肉。
こちらのお店では200gもある特大のラフテーがでてきます。箸で切れるほどホロホロに柔らかいラフテーと一緒にいただくのがおすすめ♡

【人気No.1】一度食べたらハマる！「バターチキンカレーそば」

今回の取材では、お店の一番人気【ハーブ香るバターチキンカレーそば】を注文。リピーターの地元客だけでなく、観光客や在住のアメリカ人をも虜にする一皿です。

一口食べての印象は「麺がもっちもち」！
同店の麺のこだわりは、あえて自家製麺で勝負しないこと。麺を自家製することでコストダウンができるそうなのですが、同店の思いは「沖縄と、そして地域と一緒に商売すること」。

地元の製麺所を応援したいという思いから、沖縄市の【知念製麺所】さんの麺を使用しています。長い歴史を持つ技術で作られた沖縄麺。「美味しいわけだ….」と納得してしまいました。

大胆にカットされたチキンはしっかり味がついていて、トマトの酸味、ネギのアクセントが、これまたスープと合う！

クローブ、カルダモンというスパイスを使用しているそうです。スパイスを使ったバターチキンカレーと沖縄そばなんて斬新だなぁ…と思っていたのですが、合います！超合う！！

カレーうどんとは違うんです。スープの旨味と麺のちぢれ感と具材のスパイスと、全部が黄金比で重なった美味しさでした。

ここでプチアドバイス！
美味しいナンクルさんのカレーそばですが、結構飛び散りやすいのでご注意を。親切にも紙エプロンが用意されているので、素敵なお洋服を守りたい方、ここは甘えて使いましょう。

二度おいしい！その場でバーナーで炙る絶品バターチーズリゾット

スープが美味しすぎて飲み干したいところですが、ナンクルならではの楽しみはこれから！
残ったスープにチーズ、ライス、温泉卵を入れてバターチキンチーズリゾットにできるんです。絶対美味しいやつ！

「リゾットお願いします」と声をかけると、笑顔が素敵なスタッフさんが目の前で炙ってくれました。じわじわと香ばしい匂いが漂い、これは隣の人が注文していたら真似したくなること間違いなし。
沖縄そばの余韻を残しつつ生まれた、見るからに美味しい一品の登場です。拍手！！

ご想像の通り、絶品です！
チーズの焦げ目とまろやかなカレー、とろとろ半熟卵は、言うまでもなく最高の組み合わせ。

そばを食べたあとなのでボリュームがありますが、スープがしつこくないので飽きることなく美味しくいただけました。むしろ、チキンをもう少し残しておけばよかった…とさらに食欲が湧いたほどです。笑

リゾットを楽しみたい人は、注文時に3点セットを選んでくださいね。

月替りメニューにも注目！

定番メニューは上記で紹介した【至高の沖縄そば】、【ハーブ香るバターチキンそば】の2種類ですが、月替りメニューも出している同店。

取材時の9月の月替りは【あさりアーサ沖縄そば】でしたが、こってり系の「家系沖縄そば」、【焦がし葱油香海老味噌そば】など、個性あふれる沖縄そばメニューを展開しているんだとか。

皆さんが訪れる月にはどんな沖縄そばが待っているんでしょうか？
ぜひこちらもチェックしてくださいね。

店舗情報

ナンクル　796

住所	〒904-0004 沖縄県沖縄市中央１丁目２−３ 神里ビル
営業時間	11:00〜15:00
料金	至福の沖縄そば　796円 ハーブ香るバターチキンカレーそば　980円 日替わり沖縄そば　1,000円～
定休日	月曜日
駐車場	無
公式Instagram	ナンクル　Instagram

まとめ

いかがでしたか？沖縄市で食べるなら絶対おすすめ！コザの【ナンクル 796】をご紹介しました。

こだわりの圧力鍋で生まれたスープ、地元の製麺所から取り寄せる沖縄麺、創造性溢れるメニューは、沖縄そば通のあなたも、沖縄旅行ビギナーのあなたにも、素敵な食の思い出を提供してくれることでしょう。

ちなみに…
小規模の店舗になりますが、那覇国際通りのエンターテイメントフードホール【TOP TREE OKINAWA】でもナンクルさんは出店しています。
沖縄市までアクセスが難しい方は、ぜひそちらで同店の味を楽しんでください。

それでは、また、やーたい！

【TOP TREE OKINAWAで楽しめるナンクルの沖縄そば】
▶︎TOP TREE OKINAWA

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