【北大東島】モニターツアーで行く!沖縄の離島観光で遊び尽くしてみた
はじめまして!おきなわ部のライター ホシロさんです。
みなさんは「島あっちぃ」というモニターツアーをご存じでしょうか。
「島あっちぃ」とは沖縄の離島にお得に行けるモニターツアーのことで、
「人と人とがつながる島旅」をテーマに掲げ、離島の歴史や文化、自然、離島の人との交流を楽しみ体験することができるツアーとなっています。
※沖縄県外にお住まいの方が対象になります。
▼詳しい詳細についてはサイトをご覧ください!
島あっちぃ
本来なら沖縄県外の方限定なのですが、今回は特別に体験させていただけるということで、(ありがたい)
根間ういちゃんを始め、おきなわ部のメンバーで【北大東島】観光のツアーに参加させてもらえることになりましたー!!(ハッピー!)
ツアーの流れも現地のツアーコーディネーターの方が組んでくださったのでスケジュールを任せて出発!
「気になる場所があれば案内しますよ~~^^」とのことだったので完全に甘えさせていただきます。
臨機応変に対応してくれてとても優しい。
人間ってあったかいんだな~ぁ。
▼ういちゃんのチャンネルでも動画が上がっているので、こちらも見てね!!
【おきなわ部の愉快なメンバー】
根間うい:おきなわ部部長。 沖縄の観光大使を目指す、ご当地バーチャルタレント。 |
ししごん:おきなわ部プロデューサー。 |
ソルジャー:根間ういAD(アシスタントディレクター)。 |
ホシロ:おきなわ部webスタッフ。 |
もくじ
北大東島とは!
北大東島とは、沖縄の最東端に位置する離島で、海岸線は断崖絶壁になっているのが特徴的な島です。
沖縄でもっとも早く朝日が昇る島とも呼ばれています。
(今回は早起きできなかったので、朝日を眺められませんでした!オタクは朝に弱い!)
自然が多く溢れる島なこともあり、なかなか見られない植物や動物、新鮮な海の幸が楽しめる和やかな場所です。
▼他にも沖縄の離島に関する記事はこちら
北大東島へ行こう!
北大東島は沖縄から飛行機で約1時間ほどで行くことができます。
またフェリーでの移動も行っており、フェリーでは約15時間で北大東島に行けるそうです。15時間の船での移動ぱないの……。
今回、我々おきなわ部一行は飛行機での移動でした。
ちなみに、その飛行機も一般的な飛行機ではなくこちらです。
かっこかわいい~~!!
RACのプロペラ機。
DHC-8-Q400CC(ダッシュエイト・Q400カーゴ・コンビ)(めっちゃ調べた)という機体らしく
通常の沖縄から本島に飛ぶ際の飛行機と比べるとやや小さめな機体ですが、中は割と広々としており窮屈さは感じませんでした。
全席リクライニング不可ですが、ホシロさんは余裕で1時間寝れました。
寝たくないよーって方は、A席を取ると飛んでいる際に窓から島国が一望できるのでおススメです。
沖縄の海、青〜っ。
(窓から見た大東島着陸の瞬間)
北大東島を観光しよー!
北大東島初上陸です!!
これからこの島を周るのに凄いワクワクです。
もちろんお仕事で来ているので、観光気分ではいられないですが、ひゃっほぉぉー!!
これから、宿泊先の「ハマユウ荘」へ。
ハマユウ荘へ行くには、事前に予約していれば空港まで車で迎えに来てくれるそうです。
【宿泊・食事】ハマユウ荘
ハマユウ荘に到着しました!!
コンクリート作りのおもむきのある施設!!
ハマユウ荘は宿泊施設としてだけではなく、居酒屋としても営業しており島の人達もよく利用する施設なんだとか。
敷地内も広くて綺麗に整備されており、中央には召喚の儀とか出来そうな舞台も!
あと水辺には、小さい魚やオタマジャクシなども泳いでいました。ぱない。
ハマユウ荘の入口には「おじゃりやれ~!」と書かれた看板!
実はこちら、東京の八丈島の方言なんです。
――と、いうのも北大東島を開拓したのは八丈島出身の方々なんです!
元々北大東島は世界のどこにも属さない無人島でしたが、日本の国土になったことにより東京の八丈島で開拓団が結成され、長い年月をかけて生活や産業を発展させていったそうです。人間凄い。
なので八丈島の暮らしを基に言葉だけでなく、文化や歴史も沖縄ではなく日本本島に近いものになっているのだとか!
客室
客室からは、北大東島の自然が一望できる大きなガラス戸とアーチ型の天窓、
部屋も広めなので、でんぐり返ししても家具に身体ぶつけることもない!
室内にはエアコン・冷蔵庫・ポット・ドライヤーなどもあり、Wi-Fiも完備されているので快適に過ごせます。
もちろん一通りのアメニティも揃っているので、スマホと財布片手に観光にきても大丈夫!
小腹が空いた時用に、受付にカップ麺の自販機もあります。(助かる)
宿泊のプランによって、夕食と朝ごはんがついてきます。
部屋の鍵を渡される際に一緒に引換券を貰うので無くさないようにしましょう!
レストラン
レストランは営業時間が決まっているので、都度確認しながら行動するといいでしょう。
朝食タイム、夕食タイムだけでなく昼食タイムもあります。
朝食タイム:AM7:00 ~ 8:00
昼食タイム:AM11:00 ~ PM1:30
夕食タイム:PM6:00 ~ 8:30
▼夕食(定食)
▼朝食(定食)
宿泊時に貰った引換券を交換すると定食の決められたメニューを用意してくれます。
今回は、沖縄風すき焼きやお刺身でした。凄く美味しかったです。感謝感謝。
夕食時間は居酒屋としても営業しているので物足りない方は追加でメニューを注文することもできます。
名称 | ハマユウ荘 |
住所 | 〒901-3902 沖縄県島尻郡北大東村字中野152-9 |
TEL | 09802-3-4880 |
チェックイン | 14:00 ~ 18:00 |
チェックアウト | ~ 10:00 |
備考 | レンタカー、レンタバイク、電動レンタサイクルがございます。 |
URL | ハマユウ荘 |
※現時点(12/9)ではウェブ予約は一時中止されているようなのでご予約はお電話で。
【観光】大東宮
せっかくなので島の中も探索してみようと思います!
ハマユウ荘ではレンタカーやレンタサイクルを利用することができます。「島の施設を見て回りたい」という方はご予約しておくことをおススメします!
島の穏やかな風景や、青々と広がる海を肌に感じていただけます。
こちらは、『大東宮』!
北大東島の中央くらいにある神社です。天照大神を奉安し、100年あまり島の産土神として祀られているそうです。
夜になると天然記念物であるダイトウオオコウモリが飛び回るスポットでもあるそうです。
コウモリ見てぇ……。
階段の奥を進むと、広い敷地に気になる建造物を発見!!
ここは相撲の稽古場だそうです。『火ノ丸相撲』(面白いから皆見て)のやつだ!
土俵があるのって見慣れないのでなんだか新鮮です。味わい深い。
せっかくなので、明日の釣りに向けて奉納して参りました。
ちょうど55円があったので、賽銭箱に奉納!!
これで今回の旅は安定すること間違いなし!!
ちなみに余談ですが後日、某ウマ育成ゲームでガチャ10連回して爆死しました。信仰心が足りないようです。とほほぉ。(完)
名称 | 大東宮 |
住所 | 〒901-3902 沖縄県島尻郡北大東村中野 |
アクセス | 北大東空港から車で約8分 |
【観光】燐鉱石貯蔵庫跡
北大東島のマップ内で、ひときわ興味を惹かれる場所の一つに『燐鉱石貯蔵庫跡』という場所があります。
漢字がいっぱい並んでカッコいい。
燐鉱産業を行うための施設で、採掘現場から港までトロッコの運搬用の当時のレールなどが100年以上経った今でも残っています。
燐鉱石とは、リン酸塩鉱物を主成分とした鉱石のことで、主に化学肥料の原料などに用いられる物質です。物によっては殺虫剤や歯磨き粉の研磨剤として使われるやつです。
石積みの建物は、珊瑚石灰岩で造られており、まるで異世界にいるかのような感覚になります。
古代遺跡に来たみたいで、門番的モンスターとかに出会いそう。
トンネルの奥に進むことは可能ですが、風化の影響で崩壊する恐れもあるそうなので、お越しの際は安全第一で観光しましょう!
名称 | 燐鉱石貯蔵庫跡 |
住所 | 〒901-3903 沖縄県島尻郡北大東村港 |
アクセス | 北大東空港から車で約15分 |
【体験】江崎港で絶景を見よう!
日も落ち始め、ツアーコーディネーターさんからフェリーに関する情報を教えていただいたので急いで『江崎港』へ!
港につくと、一台のクレーン車と岸に寄ったフェリーの姿がありました!!
北大東島ではフェリーなどの大型船が接岸できる港が無く、岸壁から少し距離をおいて停泊したフェリーからクレーンに吊るされたゴンドラによって荷物や人を島に運んでいるそうです。
沈みゆく太陽とゴンドラで運ばれる人の影。エモ。
ゴンドラでの上陸は、北大東島の名物にもなっており、その体験を目的にフェリーで島に訪れる人達もいるのだとか。
今回特別にゴンドラ体験もさせていただきました。
クレーンで吊るされているのでダイレクトに揺れがすごい。スマホを持つ手が震える。
島で体験できるリアル絶叫アトラクション。
実際のゴンドラ体験の動画はこちらから!
名称 | 江崎港 |
住所 | 〒901-3901 沖縄県北大東村南 |
アクセス | 北大東空港から車で約13分 |
【観光】沖縄海
1日目のメインイベントの天体観測までにはまだ時間があるので、沖縄最東端『沖縄海』にも行ってみました。
沖縄から入植した島民が故郷を懐かしんで「沖縄海」と名付けたそうです。
ちなみに読み方は「おきなわうみ」です。
ここが沖縄の一番東。(強そう)
名称 | 沖縄海 |
住所 | 〒901-3901 沖縄県島尻郡北大東村 |
アクセス | 北大東空港から車で約6分 |
【観光】天体観測
一度ハマユウ荘で食事を済ませ、
天体観測をする為に、公園にやってきました。
最初は雲がかかっていたのですが、準備している間に晴れてきて満点の星空を見る事ができました!
お参りの効果なのかもしれない!
現地の方に用意していただいたバズーカ砲みたいにデカい望遠鏡。
前もって登録した天体を、自動的に探してピントを合わせてくれるという優れもの。
今回は木星と土星を見させていただきました。
レンズ越しにカメラを通せなかったので、写真は撮れませんでしたが、
木星の模様や土星の形がマスキングテープにしてほしいくらい可愛かったので、惑星ってデザインセンスええなと思いました。
星っていいですよね。
原っぱに寝そべっての夜空最高~~ゥ!!!
写真では1/3も伝わる気がしないですが、本当に星だらけで気持ちよかったです。
やはり目に勝るものはない。
【体験】沖釣り
2日目に突入!
ハマユウ荘のチェックアウトを済ませ、荷物を預けたらいざ沖釣りへ!!
野郎ども気合いれろぉぉぉ!!
ちなみに今回の参加者、ういちゃん、ししごん、ソルジャーは釣り経験者である程度の知識はある中、ホシロさんだけド初心者ムーブをかましました。
船に乗る前に、スタッフから釣り竿のレクチャーをして貰いながら、船に乗っている間ずっとお世話になってました。
船酔いはしないですが、運動音痴なので船の上ではバランス取ることに必死。
今回は餌に魚の切り身(サワラのハラゴ)を使います。
寄生虫が付きやすく時間が経って人が食べられなくなったものを使用(虫とかじゃなくてよかった。)。
出航して約10分。
すぐに釣りポイントに到着しました。早すぎる。
北大東島は崖で囲まれているので、釣りが楽しめる水深が深いポイントに付くのも早いそうです。
移動時間が短縮されるのでその分釣りができる時間が伸びて万々歳!
これには船に酔いやすいししごんもにっこり!(※今回は元気)
他のメンバーが着々と準備を進める中、餌に針を通せなくてお世話されるホシロ。
もちろん、釣り上げた魚から針を抜くことも出来なければ、
なんなら竿に魚がかかった感覚もよく分かってない。
でも、ちゃんと結果としてシロダイ(美味しいやつ)やゴマモンガラ(指食う怖いやつ)を釣り上げることができました。個人的には満足です。
他にも、ういちゃんがカワハギと格闘したり、ソルジャーが釣竿折られたりと色々ありました。
3時間で段ボール2箱分くらいの魚達を釣り上げられて、初心者ながら上出来だった気がします。
神社のお参りの効果なのかもしれない!
釣果やういちゃん達の様子はこちらの動画から!
※持って帰った魚は、おきなわ部で美味しくいただきました。
▼他の離島での釣り体験が気になる方はこちらも!「宮古島」での釣り場について紹介しています。
【学習】うふあがり 人と自然のミュージアム
釣った魚を沖縄に持って帰るために梱包していただいている間、
ハマユウ荘のすぐ近くにある「北大東村人材交流センター・うふあがり人と自然のミュージアム」で北大東島の歴史・文化を学びに行きました。
扉の向こうには壁一面に北大東島の生物についてや歴史・産業など、島の全てが濃縮されたような空間が広がっていました。
同じ体積で、重さがどれくらい変わるのかがわかる体験コーナーも!
こういう触って学んでみる系、理科の実験みたいで好き。
小説家の「はやみねかおる」シリーズ作品のプロローグ場面でありそう。(ありそう)
皆さんもどれが一番重いのか予想してみて、持ち上げると面白いかもしれません。
北大東島にまつわる紙芝居や絵本、図鑑も置かれています。
これは、おこちゃまなホシロさんにも優しい。
その中でもお気に入りがこちら。
この独特なタッチで描かれた「ダイトウオオコウモリ」可愛い。
水彩画の色の濃淡ってセンスだと思う。
作品内では、この二匹のコウモリを中心に北大東島での暮らしや人間と共に生きることについて描かれていました。
この本で島の子供達に読書感想文・画を書いてほしい。
なんなら学芸会で劇作ってほしい。たのむ…たのむ……。
ダイトウコノハズク先生が可愛かった。ダイトウコノハズクが可愛かった。(先生だったか、博士だったか忘れたが)
どんな内容だったか気になる方は是非
「うふあがり 人と自然のミュージアム」にお越しください!
(ダイトウコノハズク)目が真ん丸で可愛い。
ほぉぉぉお!!!!!
名称 | 北大東村人材交流センター・うふあがり人と自然のミュージアム |
住所 | 〒901-3902 沖縄県島尻郡北大東村字中野152-1 |
アクセス | 北大東空港から車で約10分 |
「島あっちぃ」について
冒頭でも説明しましたが、
「島あっちぃ」とは「人と人とがつながる島旅」をテーマに掲げた離島ツアーのことで、沖縄県外に住所を有する方を対象に行われているモニターツアーです。
参加後のアンケート回答を条件に、沖縄本島出発の離島モニターツアー費用の8割を沖縄県が補助しています。
※県外から沖縄県までの交通費や前後泊費等の費用は参加者の全額自己負担となります
この機会に沖縄の離島に行ってみたいと思っている方はサイトを検索してみてくださいね!
「島あっちぃ」エントリー方法
こちらのサイトから行ってみたい離島を選択して応募します。
https://bit.ly/3ESUFp5
応募は先着順になるので、エントリーの当選者には旅行会社よりご連絡があります。
参加の意志を確認後、旅行代金を支払うことで参加できます。
出発3日前以内におけるPCR検査で陰性の確認が必要になるのでこちらお忘れなくご準備ください。
まとめ
一泊二日、中々楽しい離島体験をさせていただきました!!
今回珍しい動物達といえば、シロサギくらいしか見られませんでしたが、今度はもっとバードウォッチングとかも考えたくなりました。
あと、楽しかったので釣りも再チャレンジしたいところですね!
今回関わってくれた北大東島の皆さん、本当にありがとうございます!!
ではまた、やーたい!
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