【要注意】知らないとヤバい!?沖縄の海に潜む危険な生物たち

【要注意】知らないとヤバい!?沖縄の海に潜む危険な生物たち

はいさい~!おきなわ部メンバーのちょむです。

沖縄では3月下旬から4月上旬にかけて、ほぼ全てのビーチで海開きが行われます!
県外の人からしたら早すぎない!?と思うかもしれませんが、4月に海に入れるぐらい沖縄はあったかい場所なんですよ~!

さて、そんな沖縄も真夏の海水浴シーズンが到来し、ウキウキしながら沖縄の海を満喫するために来る観光客が増えています!
そんな中、やはり気を付けなければいけないことは、海の生物による事故です!

今回はその中でも毒を持った海洋生物についてまとめましたので、この記事を参考に生物の見た目や刺されたときの対処方法などを知識として身につけて、楽しい海水浴ができるように最後まで見ていただきたいです!!

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安全な海遊びの為にできることを!

沖縄の海には、浅瀬でも危険な毒を持った生物が遭遇することがあります。
特に観光ハイシーズンには、危険な毒を持つ事故の発生率が上がりますので、何はともあれ、安全な場所で遊び、興味本位で危険生物に近付かないことを徹底しましょう。

特に小さなお子さまと一緒に海に行くときは、例えば、クラゲ侵入防止ネットを設置しているビーチを選んだり、鮮やかな魚や貝などを見つけた子どもが好奇心から近付かないように注意するようにしましょう。

沖縄の海に潜む危険生物

沖縄の海は自然も豊かで、様々な生き物たちが生息しています。
ダイビング、シュノーケリングといったマリンレジャーを楽しむ中で遭遇する可能性がある生き物を紹介します。

【危険な海の生物①】ハブクラゲ

【※個体によっては画像と異なる場合があります。】

ハブクラゲは、沖縄県内ほぼ全域に生息するクラゲで、深さ50cm程度の浅い場所でも泳いでいます!

カサが半透明で見つけにくい特徴をもち、触手に刺されると刺されたところから激しい痛みが生じ、ショックを起こすこともあります!
過去にはハブクラゲによる死亡例もあるぐらい危険な生物です!!

応急処置として、刺されたらすぐに海から上がり、刺されたところを擦らずにお酢をたっぷりかけてから、触手をそっと取り除きましょう!
※この時素手で取ると再度刺される可能性があるためピンセットやハンカチなどを使って素手では触らないようにしましょう。

触手を取り除いても痛い場合は冷たい水や氷で冷やしてください。

呼吸や心臓が止まることがあります。止まった場合はすぐに人工呼吸や心臓マッサージを行ってください!

沖縄のビーチの一部では、ハブクラゲが入ってこられないように、クラゲ侵入防止ネットを設置している場所があるため、そこで海水浴を楽しむことで防いだり、ラッシュガードなどの長袖、長いスパッツなどなるべく肌を露出しない格好で泳ぐこともおすすめします!

【危険な海の生物②】カツオノエボシ

【※個体によっては画像と異なる場合があります。】

カツオノエボシは、外洋性のクラゲなのですが、風の強い日や、波が荒れている時に岸に打ち寄せられることがあります。

青くまるで餃子のような形をした浮き袋によって水面に浮くのですが、その下面には数本の長い触手が垂れ下がっており、その触手に毒があるため注意が必要です!

応急処置として、刺されたらすぐに海から上がり、海水で触手を洗い流してください!
ハブクラゲの時とは違い、カツオノエボシにさされた場合、お酢や真水で洗い流すのは刺胞が活性化されてしまう可能性があり、逆に症状が悪化する為絶対に海水で洗い流すように気を付けてください!

※刺されてしまったとき何のクラゲに刺されたかわからない場合は、目に見える触手を取り除き洗い流さずに40度以上のお湯で刺された箇所を温めるか氷水で冷やすことをおすすめします。

浜辺に打ちあがっているカツオノエボシには触らないようにしましょう!

【危険な海の生物③】アンボイナガイ

【※個体によっては画像と異なる場合があります。】

アンボイナガイは、海の底に生息している生物で、殻の長さが10cmくらいになる赤茶色の網目模様が特徴の大きな巻貝です!

主に潮干狩りや潜水時などのタイミングで刺される事故が多く、神経毒のため、痛みはほぼありませんが、身体の痺れや呼吸困難などを起こしてしまい、海で溺れるなどで多くの死亡例がある危険な貝です!

刺されたときの応急処置として、刺されたらすぐに海から上がり、受傷部より心臓に近い場所を縛った後、毒針を取り除き、毒を吸い出し、早急に病院へ向かってください!

※刺された箇所がわかる場合は毒を吸い出してください。口で吸い出しても良いですが、毒を飲み込まないように気を付けて行ってください。

アンボイナガイみたいな貝だなと思ったら、絶対に触らないでください!

【危険な海の生物④】オニヒトデ

【※個体によっては画像と異なる場合があります。】

オニヒトデは、サンゴ礁に生息している、全身が棘で覆われている、直径30cm程の大型のヒトデです。

オニヒトデの全身にある棘に毒があり、刺されると猛烈な痛みがあり、痛みは数時間から数日続くことがあります。 患部は腫れあがり、死亡例もある危険なヒトデです!

刺されたときの応急処置として、目に見える大きな棘は取り除き、40~45℃程度の触っても熱さを我慢できるぐらいのお湯に患部を一時間以上つけて、すぐに病院へ向かってください!

オニヒトデが自発的に人を襲うことはほとんどないため、テーブルサンゴの下や、岩陰などに手を入れないように気を付けましょう!

【危険な海の生物⑤】ウミヘビ

【※個体によっては画像と異なる場合があります。】

ウミヘビは暖かい海の中に見られるコブラの仲間で、白と黒の縞模様が特徴の海や河川中で泳ぐ蛇です!

ウミヘビは口の中の牙に毒を持っていて、嚙まれると神経がマヒする神経毒によって動くことが出来なくなります。さらに、呼吸困難や心肺停止などの症状もあり、死亡例もある危険な生物となっています。

ウミヘビのやばいところは、その場でできる応急処置がないんです!
さらに、ハブの数十倍の毒も持っているんです!

なっ…なんだって!?!?

なので、噛まれたらすぐに海から上がり、動けなくなっても大丈夫なように、助けをよんで、すぐに病院へ行きましょう!!

【危険な海の生物⑥】ゴンズイ※集合体恐怖症の方はご注意ください

【※個体によっては画像と異なる場合があります。】

ゴンズイは、岩礁や砂地などの浅い海に、集団で行動する習性のある生物です。

ゴンズイの背ビレと胸ビレに毒の棘を持っていて、刺されると激痛が走るほどの毒を持っています!

なんとこの毒はゴンズイが死んだ後も毒性が消えないため、釣り上げたゴンズイを針から外す際に刺されたというケースがあるので、釣りが好きな人で、沖縄で釣りをする人は、刺されないように注意してください!

刺されたときの応急処置としては、ゴンズイの毒は熱に弱いため、40~50℃ぐらいの熱めのお湯に30分から1時間程浸すことで、痛みが和らぎます。お湯の温度が下がってきたら火傷しないようにお湯を足しながらつけると痛みが和らいでいきます!

痛みが引いたら病院へ行ってください!

【危険な海の生物⑦】ミノカサゴ

【※個体によっては画像と異なる場合があります。】

ミノカサゴは、沿岸の岩礁域に生息する鮮やかな見た目をした美しい魚ですが、美しいものには棘がある、いや毒があると言わんばかりに、背ビレ、腹ビレ、尻ビレに毒の棘を持っている危険な生物です!

ミノカサゴは、驚くと背ビレを立てて威嚇し、刺されると、発熱、めまい、頭痛、手足麻痺、呼吸困難などを引き起こします!

刺されたときの応急処置としては、目に見える大きな棘を取り除き、40~45℃程度のお湯に患部を1時間以上つけてから病院へ向かってください!

一見おとなしそうな魚ですが、背ビレを立てて向かってくるケースがあります。ミノカサゴは動きがゆっくりな魚なので、ミノカサゴを見つけたらすぐにその場所から離れて、ミノカサゴから距離を取りましょう!

【危険な海の生物⑧】ヒョウモンダコ

【※個体によっては画像と異なる場合があります。】

ヒョウモンダコは、サンゴ礁の岩穴や石の下などに生息している、体長12cmくらいの小さなタコです!

驚くと青い斑点模様が浮かび上がるのですが、その状態のヒョウモンダコは非常に危険な状態なのでヒョウモンダコをみつけたらすぐに陸に上がるようにしてください!

ヒョウモンダコに噛まれると、フグと同じ猛毒のテトロドトキシンによって、唇や顔、首の痺れ、めまい、言語障害、嚥下困難、脱力感、嘔吐、呼吸困難、呼吸麻痺など症状を引き起こし、死亡例もあります!

ヒョウモンダコに噛まれた際の応急処置として、毒を口で吸い出すのは絶対にダメです!嚙まれた患部を清潔にした状態で早急に病院へ運んでください!

ヒョウモンダコの毒は、時間が経つにつれて症状が悪化していき、病院へ行くのが遅くなればなるほど命の危険性が上がっていくので気を付けてください!

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まとめ

いかがでしたか?
沖縄の海には今回紹介した生物以外にも危険な生物はたくさんいますが、きちんとした知識や応急処置の方法を知ることで、自分や周りの大切な人を守ることができます。

助けるための知識を今回の記事で、少しでも得られたと思ってもらえたらとても嬉しいです!

沖縄で楽しい海水浴をするために、海での楽しいことや、危険なことをいっぱい調べたうえで、しっかり沖縄の海を楽しんでください~!!

それでは、またやーさい!

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