【2024年】現在の首里城に行ってみた!

【2024年】現在の首里城に行ってみた!

はじめまして、おきなわ部のWeb担当のホシロです。

みなさま、首里城はご存じでしょうか?
沖縄の観光スポットとしてはあまりにもメジャーな場所かもしれないですね。
現に、修学旅行の一環で首里城に足を運んだことがあるよ!っという方も多いのではないでしょうか?

――と、いうわけで今回は『首里城』に行ってきました!
実際、ホシロさんは沖縄に住んでいながら、初めて首里城に行くのでかなりワクワクしています!!

そもそも首里城って?

「そもそも首里城がどんなところなのか知らない」という方もいるかもしれないので軽く説明すると、
かつて沖縄県が琉球王国と呼ばれていたころに国王やその家族が住まう王宮、さらに王国統治の行政機関本部として使用されていた場所です。
中国と日本両方の特徴が取り入れられた独自の建築様式が築かれており、沖縄の歴史・文化を象徴する城ともされています。

そのため、沖縄のことを深く知るにはもってこいの観光スポットになります!
毎年多くの観光客が足を運んでおり、県内外だけでなく海外の方も訪れることが多いみたいです!

▼周辺観光もご紹介!

沖縄観光
首里城だけではもったいない!必ず行くべき首里城周辺おすすめスポット!
本島南部(102)那覇市(86)

無料エリアだけでも楽しめる!!首里城公園紹介!!

首里城がある首里城公園では、無料エリアと有料エリアに分かれており、無料エリアだけでも沖縄の歴史を楽しむことができる場所がたくさんあります。

守礼門!

首里城公園の入口で目を引くのはやっぱり『守礼門』!
鮮やかな赤色に、中央の「守禮之邦(しゅれいのくに)」がなんとも印象的です!
ちなみに調べたところによると「守禮之邦(しゅれいのくに)」とは「琉球は礼節を重んずる国」という意味だそうです!
もし家族や友人と首里城に訪れる機会があれば話のネタして自慢してみてくださいね!

無料エリアだけでも楽しめる!!

世界遺産にもなっている園比屋武御嶽石門

守礼門を抜けた先には、世界遺産の園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)があったり、歓会門や瑞泉門など多くの門を抜けることができます。門の一つ一つにはそれぞれ名前に意味を持っていたり作りが違うので、門の近くに立つ係員さんに説明を受けたり、前もって調べておくとより楽しめます。

また、首里城は高い場所のに位置しているので、眺めもかなりいいです!
無料で楽しめるので、早朝のランニングがてら立ち寄ってみたりするのもよいかもしれません。

首里杜館で楽しく学んで首里城をもっと楽しもう!!

首里城には守礼門や正殿の他にも、お土産を購入したり、休憩スペースとしても活用できる『首里杜館(すいむいかん)』という場所もあります。
首里城内の駐車スペースからエスカレーターを上がった先にある施設なので、守礼門に向かう際に通過したよという方も多いかと思いますが、中にも結構面白い仕掛けがたくさんあるんですよ!

▼首里城で購入できるお土産についてはこちらで紹介!

沖縄お土産
首里城で買うべきお土産はこれだ!地元の味と伝統を堪能しよう!
本島南部(102)那覇市(86)

180秒の壁を超えろ!首里城パネル!

首里杜館1階の自動ドア隣にある広めな休憩室には、プロジェクターを使用した特別なスペースがあります。
こちらの「首里城パズル」は、いわばカードめくりの神経衰弱で遊ぶことができ、画面をタップするだけでセンサーが反応し、該当する首里城に関するパネルを開くことができます。

難易度は「初級、中級、上級」の3つがあります。
画面上にあるのは「上級」のものです!沖縄県民かつゲーム好きとしてはそこは譲れません。
180秒で全てパネルをめくるとそのパネルの下に隠された首里城に関する写真を見ることができます。

ちなみに、時間配分を間違えて敗北しました。滅茶苦茶難しかったです。

首里城巡りのスタンプラリー!

首里城では、一つの台紙に複数のエリアに置かれたスタンプを重ねていくことで、首里城正殿のイラストを完成させる『重ね捺しスタンプ』が設置されていました!

首里杜館内に2つ、正殿前の広場にある休憩所に1つ、有料エリアに1つの計、4つのスタンプがあります。
こういうスタンプラリー的なものってワクワクしますよね。
どのスタンプから押してもいいみたいなので見つけたら挑戦してみましょう!

一つずつ色を重ねて、自らの手で完成させたイラストはかなり印象深い思い出となりました。
そのまま持って帰って部屋に飾ったり、ポストカードとして友人に贈ったりすることができます!

ワンコインで行けちゃう!有料エリア!!

首里城の有料エリアは、大人400円、高校生300円、中学生以下は160円で入ることができます!

さらに、本殿に入る前の息抜きとして、500円で琉球王国時代の茶菓子やさんぴん茶が楽しめるサービスもやっています!
普通では味わえないようなお菓子ばかりなので気になった方はチェックしてみてくださいね!

今回はお金も時間もなかったので次回行く機会があれば立ち寄ってみたいと思います。
みなさんは時間に余裕を持った行動を心がけましょう!

いざ!正殿へ!

チケットを購入して、いざ正殿へ!
(ここからは2022年版~2024年版の首里城をお送りします。)

【2022】首里城

2022年の首里城ではこちら!!
――と、言っても見ての通り現在は首里城の瓦礫撤去が終わってなにもない状態です。

2019年に首里城で発生した火災により、正殿を含む建物が焼損。
復興については現在、財団や県が協力して2026年の正殿復興を目安に日々取り組んでおります。

また当時に焼け残った装飾の欠片たちも並べられていて、火事によって及ぼされた影響がどのようなものかを知ることができます。
今回ホシロさんは、初めての首里城だったので敷地の広さからしか火災の規模間が掴めませんでしたが、度々すれ違う人達が「悲しいね」「大変そうだね」と言葉をもらしていたので、首里城の火災によって与えられた影響の大きさを人を通じて想い知らされました。

【2023】首里城

2023年の首里城では、前回と変わって大きな木材倉庫が設置されていました。
無料エリアからでもよく分かるくらい大きい……。

入ってみるとこんな感じ!
大きな木材倉庫の壁に大きな首里城正殿の絵が登場!
再現度が高い絵画!

ちなみに、木材倉庫の中もガラス越しから見ることができます。
これから首里城のために使われる大きな木材がたくさん!!

職人の技術に関する映像や説明パネルも用意されているので、日本の伝統的な技術を目にしたいって方は、まさに今行くべき!

余談ですが、
【2022年】は行かなかった有料エリア入口近くのトイレに侵入。
とても可愛いシーサーの蛇口がお出迎えしてくれました。

可愛い。
トイレもすごく綺麗だったので、有料エリアにきたらここで用を済ませましょう。
ドアも重くて高級感増して最高。

【2024】首里城

2026年の完成に向けてどんどん形が出来つつある首里城正殿。
前年丸太だった木材も、今では職人の建築技術により加工され素人目で見ても分かるような建物の見た目へと変貌しています。
(パネルのお兄さんがいい笑顔。)

現時点(2024/07時点)では、モックアップ製作を行われているそうです。

モックアップ製作とは、内部の構造は作らずに外観を本物そっくりに作ったサンプルのことを指す言葉です。
この作業をおこなうことで完成形のイメージを広範囲で確認することができ、管理側と制作側のイメージを共通しすり合わせ、理想となる形を効率的に近づけることができます。
建築業界では、図面が読めない一般の方・クライアントにイメージを共有する上でも重要な作業なようです。

また首里城では、前回までは見ることができなかった首里城正殿の復元工事を間近で見学できるエリアが追加されました。

エリアはガラス張りになっており、まさに今作業が進められている生の職人の技術を見学できます!

どのような作業をおこなっているのかも映像で説明してくれるので、過去の記録と照らし合わせながら完成までの道のりを体感することができます。

建築中の今だからこそ感じられる空気感や、一般的なマンションやビルとは違った職人による建築方法、普段見ることができない構築前の柱の様子などが感じられました!

建築関係の職を目指している方には一度は訪れてほしい!!!!

エリア3階から見える景色もとても良き!
建築エリアを見学したあとは是非、首里城周辺を一望できるこの景色を体感してみてください!

復興までの想い

首里城の正殿をみることは叶いませんでしたが、
現在では首里城復元に向けての取り組みについて知ることができます。

設置されていたパネル

周回ルートに隔てられた壁に首里城に関する取り組みや想いなどを書いたパネルを設置したり、首里城復興展示室では正殿の実際に置かれていた装飾品を間近でみることができます!

首里城が沖縄県民の大切なものであるからこそ、込められた熱意や想い、努力を感じ取ることができます。
確かにかつての正殿の迫力を目にすることはできませんが、「沖縄のことが好きだ!」「首里城のことをもっと知りたい!」という想いがある方は、今の首里城も是非足を運んでいただきたいと感じました。

【オマケ】御朱印を買おう!

現在、首里城公園の首里杜館前売店の2階にある売店では首里城公園の敷地内にある各スポットの御朱印が販売されています!
そのスポットの名前に加え、イラスト、琉歌(※沖縄・奄美などから伝承された歌謡のようなもの)が描かれています。
種類も多く、一枚当たり700円なので観光の記念や御朱印集めが好きな人におススメです!

まとめ

今回は500円で行ける観光スポットとして、首里城を紹介させていただきました。
みなさん、いかがだったでしょうか。

こちらの記事で現状の首里城について学べたのなら嬉しいです。今度は自身の目でも是非首里城に訪れて雰囲気を感じ取ってみてくださいね!
それではまたやーたい。

メタバース空間に首里城を復元!「バーチャルOKINAWA」

首里城の復興を応援すると共に、
現在、沖縄発のメタバース!バーチャル沖縄では、首里城エリアが展開中!

こちらでは首里城の正殿や北殿の他、無料エリアである守礼門、広福門周辺などが再現されており、首里城観光同様の体験が楽しめます!

「首里城に行ってみたいけど、忙しくて行けない……。」という方にもおすすめ!!自宅から簡単に首里城が体験できちゃいます!

バーチャル・メタバース
【制作秘話】沖縄発のメタバース!沖縄のバーチャル空間に首里城が復興!
本島南部(102)那覇市(86)

今後の詳しい情報は、公式サイトや公式Twitterをチェックしてみてくださいね!

バーチャルOKINAWA 公式サイト
https://virtualokinawa.jp/

バーチャルOKINAWA 公式Twitter
https://twitter.com/VIRTUALOKINAWA

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