【Bar Tasting Club】那覇でお酒を飲むなら?行って損しないバーのススメ!
お久しぶりネ、おきなわ部メンバーのGakkyわよ!
那覇でお酒を飲むなら?行って損しないバーのススメ!第三弾は、このGakkyがお酒大好きになるきっかけとなった思い出のバーをガッツリご紹介します!
ご期待ください!
もくじ
突撃!【Bar Tasting Club】!
それでは早速ご案内していこうと思います!
Bar Tasting Clubは那覇市の泉崎にあります。
なんと那覇バスターミナルとゆいレール旭橋駅から徒歩数分という嬉しさ!
おいおいおいおい、気軽に飲みに行けるぞ!!!!神に感謝
那覇バスターミナルの横の川沿いを歩き、アコムの角を右手に曲がると雑居ビルが見えてきます。どうもこちらに居を構えているようです。
一体どんな店なんだい!と意気込みながらヤー!とビルを覗いてみると、入口に特製の看板が!
大きな甕(カメ)にでかでかと「古酒」と書かれていてわかりやすい・・・
おいおいなんとも気になるじゃないか・・・
それでは4階にレッツゴー!
エレベーターのボタンにもシールが貼られてて嬉しいですね。
エレベーターを出て右手に曲がった奥にひっそりと佇んでいる、そんな隠れ家的バーに到着しました。素敵な看板ですねえ!
それでは店に突入!
こんばんはー!
いきなり数多くのお酒の “圧” を感じます。
「お前にこれだけの酒を味わう覚悟はあるか?」
数々のボトルたちからそんな無言のオーラを投げかけられますがご安心を。
ファーストビューの雰囲気に圧倒されるかもしれませんが、そんなに堅苦しいバーではございません。実は気楽に飲めるラフなバーなんです。
それではバーのマスターにご挨拶!
こんばんは!!
こちらがマスターの儀部頼人(ぎぶ よりと)さんです!Tシャツ1枚って想像以上にラフやん!
今回はお世話になりまーす!
知る人ぞ知る酒飲みの隠れ家【Bar Tasting Club】
記事の冒頭に書いた通り、Bar Tasting Clubは僕がお酒の良さを知るきっかけになったバー。悪い大人の儀部さんが、20歳という若々しく何も知らない純粋な若者のGakkyにお酒の良さを教え込んでくれました。
20歳そこそこの若者といえば、お求めやすいお酒を片手に同年代の子たちと大盛り上がりするのが定番。若者の特権です。嗚呼あの頃に戻りたい。
そんなピュアな青年にこんな良い雰囲気のバーとお酒の良さを教え込むなんて!お主も悪よのう・・・
さて、Bar Tasting Clubは御覧の通り様々なお酒が壁にずらっと並んでいます。
どんなコンセプトのお店なんでしょうか?
簡単に言えば蒸留酒専門店。泡盛やウイスキー、ブランデー、焼酎など、蒸留酒を中心に取り扱っています。マスターが美味しいと思うお酒を集めています。なので、店の歴史の中で置いているお酒のジャンルが変わっていっています。
例えば、これまで僕が「泡盛を美味しいな」と思う時期は泡盛を多く置いてあり、「ウイスキーが美味しいな」と思う時期はウイスキーを多く置いていました。色んなお酒の楽しみ方を探求する「部室」のような敷居の高くないお店です。男女年齢問いません。
なんと完全に儀部さんの趣味が反映されたバーの模様。
しかしそこはプロフェッショナルの儀部さん。確かな舌でその時々の良いお酒の味わいをしっかり確認したうえでお酒をチョイスしています。ご安心めされよ!
壁に設置された棚には泡盛や焼酎などの蒸留酒が数多く並んでいます。
儀部さん手作りの棚なんですよこれ。すごいぜ!
泡盛の甕も沢山!
なにやらただならぬオーラの瓶も並んでいます。
この瓶たち、よく見るとラベルに昭和57年1982製造というとんでもない記載が・・・
なんとこの記事の執筆時点で41年モノの泡盛です!
以前の記事でご説明した通り、泡盛は時間をかけて熟成すればするほど甘くまろやかになるお酒。すごく価値がありそうですね!
こっそりお値段を聞くと、1杯1万円とのこと。ギエー!
とはいえ時間とは変わらずただ流れていくもの。どんなに願おうが時の早回しをすることはできませんし、これだけ時間をかけて熟成させたお酒は量も限られています。
気になったアナタ、この貴重なお酒をBar Tasting Clubで是非味わってみてください・・・
そして蒸留酒専門の名は伊達ではなく、ウイスキーや沖縄県産のラム、ジンなど様々な蒸留酒が並びます。蒸留酒好きの天国ですな。
それではここから質問タイム!
お店のことについてもっと詳しく教えてくださいな~
お店の名前は、色んなジャンルのお酒に挑戦して楽しみ方や美味しさを発見してほしいという意味で “Tasting” Clubという店名にしました。
※ “Tasting”は、「試飲」や「その品質を試すために少量ずつゆっくり飲むこと」という意味の英単語です。
僕は元々お酒が好きで、蒸留酒をいっぱい買っていたらどんどんボトルが増えていってしまい、家に置く場所がなくなってしまって・・・あと、自分から外に飲みに行くとお金を使ってしまうので、自分の飲み場所としてお店を作りました。元々サラリーマンをしていたのですが、40歳で好きなことを仕事にしようと思って、昼はサラリーマンをしながら夜はお店をこっそり開けて準備をしていました。
趣味を仕事にしてしまったんですねえ・・・
サラリーマンの方は今ではすっぱり辞めてしまったんだそうです。
儀部さんの趣味が詰まったBar Tasting Club。こだわりポイントや大切にしていることはなんでしょうか?
自分が飲んで美味しいと思うお酒を置くようにしているところです。メーカーに頭を下げて三顧の礼でオリジナルのレシピでお酒を作ってもらったりもしています。
大切にしていることは、お客さんの趣味嗜好に合わせてお酒を紹介することです。自分の美味しいと思うお酒を押し付けるのではなく、お客さんのお話を聞きながらこのお客さんの趣味嗜好に合うお酒を選ぶようにしています。後は、蔵元さんや卸業者の方とのコミュニケーションも大切にしています(だからオリジナルのお酒作ってもらえたりもします)
オリジナルのお酒をメーカーに作っていただけるほどの情熱をお酒に注ぎ込んでいるんですねえ〜!後ほど儀部さんのおススメのお酒を味見させてもらうんですが楽しみです!
反面、バーテンダーとしてお客さんの趣味嗜好や気持ちに合わせてお酒をチョイスするという心がけもしっかりされているということで、初めて飲みに来る方も安心です!
ちなみに儀部さんのことも教えてくれますか?うぬ、何者?
全ジャンルのお酒が好きな、好奇心旺盛の、アウトドア系Youtuberです笑
バーのマスターじゃないんかい笑
儀部さんは「ぎぶちゃんねる」というYouTubeチャンネルを開設しており、沖縄の人が知らないような沖縄県内の秘境を紹介しているそうです。カメラマンやドローン撮影もしていて多才!
▼YouTubeチャンネルはこちらをクリック!
チャンネル登録よろしくね♡
よろしくお願いします!
さて、お店とマスターについて色々お伺いしたところで、儀部さんおススメのお酒を味わって行こうと思います。ワクワクですわ~~~!
必見!マスターぎぶちゃんおススメの “ココだから飲める!” 美味しいお酒たち!
最初の1杯に!請福ゆずトニック
最初はさっぱり飲みやすいお酒をグイっと飲みたいですよね。
儀部さんもおススメのゆずトニックをご紹介します!僕もよく頼むのですよ!
こちらは請福酒造が製造している泡盛仕込みのゆずリキュールです。
レシピは請福ゆずとトニックウォーターを1:3で割ると完成!簡単!
味わいは、柑橘類の甘酸っぱく爽やかな味わいがトニックウォーターとのかけ合わせによってさらに口の中で弾けて、シャッキリポンと舌の上で踊るわ!うひょー
とっても美味しい飲み方なので是非広まってほしいね。割り材は炭酸水ではなくてトニックウォーターなのがポイントなんだよね。
崎元酒造 咲元8年古酒40度
今回は儀部さんおススメのごっついお酒を飲めるんだろうなと期待してたんです。蒸留酒のスーパースターたちに会いに来たんです。そしたらただならぬ気配を感じるボトルが出てきました・・・
販売当初は8年古酒だったんだけど、もう30年以上は熟成しているかな~。
飲み方は酒器かグラスでストレート。注いでちょっとだけ舐めて香りをして楽しんだらあとは10分放置します。香りと味わいの変化をゆっくり楽しむお酒。
おおう、2杯目から大物登場ですな・・・。
実はこっそり「この店だからこそ飲める最高のお酒を紹介してくれー!」とお願いしていたのですが、期待を裏切らないような逸品です。
初手の香りがとても甘く、メープルシロップやハチミツのような香りが広がります。ぽたぽた焼きのような味わいも醸しつつ、口の中に贅沢で大人な甘みもかすかに広がります。
瑞穂酒造 ONERUM IE ISLAND RUM 48度
泡盛大好きなGakkyですが、蒸留酒専門のバーに来たのだから他の蒸留酒も楽しみたいところ。他にどんなお酒があるかおススメを聞いたところ、出てきたのがコチラ!
泡盛メーカーながら、400年の歴史を誇る沖縄のさとうきびを主原料としたラムをつくるプロジェクトチーム「ONERUM」を立ち上げたのが瑞穂酒造。
沖縄には、さとうきびから黒糖をつくる製糖工場が離島8島にあります。離島8島でつくられている黒糖を使用し、各島の風土や生産方法の違いから生まれる黒糖の個性を引き出したラムを開発するというシリーズが “Single Island Series” です。
そしてこちらは沖縄県の北部に位置する伊江島の黒糖とさとうきびから製造されたラム。ロックでいただきます!
黒糖の香り、甘くてクセのない芋焼酎のような香りもします!氷で冷えてトロリと舌と喉を通り抜けていきますね・・・!
こんなに甘い香りなのに、蒸留酒なので糖類は一切入っていないんだよね。黒砂糖を絞ったような香りに少しだけ青草の香り。後から少し塩気を感じて、海に囲まれた「島」のお酒なんだというイメージができます。色んなウイスキー飲んでる人ならわかるかも?
「島」の酒ってすごくわかりにくい!笑
気になる方は実際に飲んでみてください!「島」の感覚がわかったらすごいぜ!
新里酒造 RYUKA NEWBORN 2023 58度
僕はウイスキーも好きなんですが、そんな僕に儀部さんがおススメしてくれたウイスキーがコチラ!泡盛メーカーが作り上げたウイスキーです!なんだそれ!
泡盛の蔵元さんが、自分達で麦を買い付けて、樽も買ってきて、自社のみで独自開発したウイスキーだよ~
沖縄の温暖な気候はウイスキー造りには不向きらしいのですが、新里酒造の熱意と努力により生み出された沖縄県産ウイスキー。・・・・・・すごいぜ!(語彙の不足)
気になる風味は、キャラメルの香りが強くて味も本当にキャラメルみたいです。舌触りもトロリとしていてまったり飲みたいお酒です。
このGakkyも、誇張抜きでこんなに美味しいウイスキーを発見するのは久々です。口の中で塩気と甘みを転がしたあとにチェイサーの水を口に含むと、水もまた甘く感じて幸せです!
ここまで本当にスーパースターのようなお酒ばかりでサイコー!
北海道池田町 池田町ブドウ・ブドウ酒研究所 懈怠比丘不期明日 60度
読み方教えてたも・・・・・・
ラベルに読み仮名が書いてあるでしょ?「げたいのびく みょうにちをきせず」と読むんだよ。
・・・・・・早口言葉ですか?
日本の故事で、簡単に言うと「今日一日を大切に生きよ」という意味だよ~
Gakky、またひとつ賢くなりました。
こちらは北海道で製造されたブランデー。ブランデーはブドウを原料にしたものを蒸留したお酒です。香りを嗅いでみると、しっかりとブドウの香りを感じられます!
酒飲みGakkyの解説ポイントですが、良い蒸留酒は空気に触れさせてあげることで、より香りが引き立ち、味わいも変化していくと感じています。ということでストレートでグラスに入れたまま5分くらい放置してみました!
結果!
例えるならよく漬かった梅酒のような濃厚で甘い印象の香りが感じられるようになりました。かといって梅ではないしっかりとした甘い香りです。
この風味はブドウだから出るのよね。ちなみにこれ45年モノだから。
ギエー!(仰天)
ちょっと表現に困ったのですが、あまりにも美味しかったので是非お店で飲んでみてください!昔のブランデーなのでBar Tasting Club以外ではなかなかお見かけできなさそうな予感・・・
まとめ
決まったお酒だけをいつも飲むのは人生を相当損していると思っています。色んなジャンルの「イイお酒」を飲んでみたら、みなさん感動すると思います。沖縄に来たら是非Bar Tasting Clubにお酒を飲みに来てください♡
Bar Tasting Clubの店舗情報
施設・店舗名
住所 | 〒900-0021 沖縄県那覇市泉崎1丁目12−4 マラカイト泉崎ビル 4-A |
アクセス | 那覇バスターミナル・ゆいレール旭橋駅から徒歩数分 |
TEL | 090-4900-5691 |
営業時間 | 20:00~24:00 |
定休日 | 日曜日 不定休あり(Instagram等要確認) |
料金 | 1杯700円~(ボトルに値段記載有り) |
クレジットカード | 可 |
喫煙 | 可 |
Wi-Fi | 有り |
駐車場 | 周囲にコインパーキング有り |
公式Instagram | バー テイスティングクラブ |
最後に
いかがでしたでしょうか?
様々な美味しい蒸留酒たち(ひとつだけリキュールですが)を紹介していただきました!
濃厚なひと時を過ごすことができて余は満足ぢゃ・・・
Bar Tasting Clubは一見雰囲気に圧倒されますが、実は落ち着いた雰囲気で気さくなマスターとゆっくりお酒を楽しめる隠れ家バー!なかなかお目にかかれないような終売品の貴重なボトルもしれっと並んでいたりするので、お酒大好き~♡なみなさんは是非お店に足を運んでくださいね!
みんな那覇で酒飲め!!
今回はこの辺りで筆をおかせていただきます。
それでは、またやーさい!
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