【El Lequio】那覇でお酒を飲むなら?行って損しないバーのススメ!
ハイヨー!おきなわ部メンバーのGakkyです!
那覇と言えば飲み歩き(?)
飲み歩きと言えば・・・
ということで本日もみなさんのご期待(?)にお答えして、本日のおススメバー “El Lequio(エル レキオ)” についてご紹介します!
全力でいくぞ!!ついてこい!!!!!!
もくじ
雰囲気満点!大人の隠れ家バー【El Lequio】
やってまいりました、El Lequio!
El Lequioは国際通りの北側、ゆいレール牧志駅から国際通りの北端へ向かってトコトコ歩き、さいおんスクエアをすこし超えたあたりに立地しています。目印として、マツモトキヨシあさと国際通り店の角を路地裏に入ると、左手に写真のような入口が現れます。お洒落だぜ・・・そしてなんとゆいレール牧志駅から徒歩3分という好立地・・・やったぜ!
ということで早速店内に入ってみましょっか!
なんだこのあまりにもお洒落なバーは。
このGakky、今でこそちょいちょいEl Lequioにひとりでふらっと飲みに行くのですが、最初に入店したときはビビりました。
もうね、場違いかと。オイラのようなおっさんがいても良いのかと。
3回目くらいのときはたまたまカップルしかいないようなカウンターにひとりぼっちで座りました(絶望)
※普段はひとり飲みや友人連れの方も多く、入りやすいバーです。
さてさて、あまりのお洒落さに驚いたところでお店の紹介に入っていきましょう!
El Lequioのオーナーは世界No.1バーテンダー!
El Lequioは国内外でも大変有名な「SG Group」が経営するバーのひとつです。
SG Groupは東京と上海を拠点にした国際的なバーカンパニーで、上海に3店舗、東京に4店舗、そして沖縄のEl Lequioの合計8店舗を運営しています!グローバルですごすぎ!
そしてSG Groupのオーナーは後閑 信吾(ごかん しんご)さんです。
後閑さんの経歴ですが・・・
- 「バカルディ・レガシー・カクテルコンペティション2012」世界大会優勝。
- 2017年、Tales of the Cocktail「International Bartender of the Year 2017」を受賞。
- ASIA’S 50 BEST BARS 2019において「ALTOS BARTENDERS’ BARTENDER」を受賞。
- ASIA’S 50 BEST BARS 2021において「Roku Industry Icon Award」を受賞。
世界大会で優勝するってあまりにもすごい経歴! そんな後閑さん、近年は若手バーテンダーの育成にも携わり、多くの受賞バーテンダーを世に送り出しているそうです。まさにバーテンダー界のカリスマですね・・・!
そしてSG Group 8店舗目となるEl Lequioで活躍しているのは、Barマネージャーの杉浦 聡(すぎうら さとし)さん!
杉浦さんは20歳の頃にバーテンダーをはじめ、9年間バーテンダーの技術を様々なバーで学んだ後に、SG Group4店舗目となる上海のThe Odd CoupleにてBarマネージャーとして3年間活躍!その後帰国し、沖縄でEl LequioのBarマネージャーに就任したそうです。
バーテンダーとしての経歴も圧倒的で、
- 2017年ビーフィーターMIXLDNで日本チャンピオン
- 2019年Four Pillars AGOにて中国チャンピオンとしてアジア大会で優勝
- The Odd CoupleとしてはAsia’s 50 best bars 2020にて38位にランクイン
こちらもまたアジア大会で優勝ってすごすぎ!!
実力派バーテンダーのオンパレードですね!
さて、そもそも “El Lequio” とはどういう意味なのでしょうか?
杉浦さんに聞いてみました!
“El Lequio” について、“El”は「The」の意味で、“Lequio” はスペイン語で「琉球」を意味する単語です。これは、大航海時代にスペインやポルトガルの人々が琉球のことをレキオと読んでいたことに由来します。
ラテンアメリカの日系の方々はほぼ沖縄県系の人々で、現地の環境も沖縄と類似している部分が多々あります。そのようなつながりもあり、ラテンと沖縄、南米との繋がりをコンセプトにしたカクテルバーをオープンしました。
うーんなるほど、そういうわけでどこかしら店内にラテンな雰囲気が漂っているんですね!
El Lequioとしては、できるかぎりお客様が肩ひじ張らずに来店できるような雰囲気を作り、気楽にトップレベルのカクテルを味わっていただけるような雰囲気を大切にしています。そういうこともあり、スタッフはアロハとハットのような軽い服装ですし、来店の際のドレスコードもありません。
そういえば杉浦さんの写真を見てみると素敵な帽子を被っていますね。
この帽子はどういうものなんでしょうか?
このハットは、“The Fat Hatter” というアメリカンビレッジにある帽子屋さんに3種のオーダーメイドのハットを製作してもらったものです。ハットの中には「Lequio」のロゴがありますよ。
このハットは沖縄の地元のテーラーが製作したものですが、ハットだけでなくカクテルも地元沖縄の素材を大切にしています。
なるほど、地元の素材・・・どのようなカクテルがあるんでしょうか?
実際に注文してみました!
El Lequioが誇るトップレベルのカクテルたち
ということで、トップレベルの素敵なカクテルたちを味わっていきたいと思います!
まず1杯目はこちら!
【泡盛サラダ】ここでしか味わえない泡盛カクテル
「泡盛サラダ」です!
カクテルで泡盛!泡盛なのにサラダ!常識がひっくり返りますね・・・!
しかもなんだかキュウリや柑橘系の味がして不思議・・・
ということでどんな材料を使っているのか見てみました!
やっぱりキュウリ(胡瓜)使ってる!
カクテルにキュウリを使うって斬新ですね!まったく想像がつきませんでした。
味はどことなくキュウリの味がサラダ風味を醸し出し、その裏にレモンの爽やかさ・・・と思ったんですが、レモンというよりもパイナップルに近いかもしれません。
不思議な味わい、是非ご賞味あれ・・・
Gakkyさん、ここで燃料(アルコール)を投入したのですごく元気になってきました!
ヤー!!!!!
パワーがみなぎってきたので次のカクテルをいただいてみましょう!
【キジムナーの香水】トロピカルな沖縄の南国気分を味わう
これまた独特な容器のカクテルが出てきました。
2杯目にいただいたのは「キジムナーの香水」というカクテルです。
「キジムナー」は、沖縄のガジュマルの樹に宿っているとされる精霊のことです。
お味の方は、トロピカルで爽やかな感じ!なんだかほのかに甘くて一口で南国気分!
お話をお伺いしてみると、El Lequioで一番優しくて飲みやすいカクテルなのでおススメとのことです。奥の独特な容器の中に入っているお酒も全部キジムナーの香水とのことで、ゆっくりたっぷり飲める、嬉しいカクテルです!
さて、材料の方はいかがでしょうか・・・
なるほど、バカルディ(ラム酒)にバンシルー(グァバ)とライチが入っているんですね。
優しい甘さの秘訣はこの材料でした!
しかしまあDHAってなんでしょうか・・・話を聞いてみました!
DHAはフィッシュオイルのことです。キジムナーは魚の目玉を食べる、という話を聞いて一滴入れてみました。
キジムナーって魚の目玉食べるんですか
(知らなかった顔をしているGakkyの図)
それはともかく、DHAと聞くとなんとなく体に良さそうな気がしますね!
これはトロピカルフルーツとDHAで健康になれるカクテルかもしれません!
2杯目を頼んだところで箸(?)休めに入ります。
実は今回、おきなわ部でお馴染みのホシロさんを強引に引っ張ってきました。
自分、バーに行こうと思うんすけど、どうすか(ナンパ)
ホシロさん陰キャなのでこんなお洒落なバー行ったことないっすけど……。
じゃあ社会見学ということで。(決定)
そんなかわいそうなホシロさん、当日はアルコール飲めないということだったのでノンアルコールカクテルを注文してみました。
【ぱちみかすセロリ】ノンアルコールも美味しく
こちらは「ぱちみかすセロリ」です!
「ぱちみかす」は沖縄の方言で「叩く」とかそんな感じの意味です。
「やー、ぱちみかすど?(お前、叩きのめすぞ?)」とか言われた日には泣いちゃう!
さて、材料はどうでしょうか?
セロリはもちろんありますが、洋ナシとメープルシロップが使われているようです。
甘いのかな?どうですかホシロさん!
後味が良いですね。セロリが強いかなと思ったら、洋ナシとシロップがしっかりと感じられて美味しいです。
食レポありがとうございます!
バーって「お酒を飲むところ」と思われがちですが、お酒を楽しむことが出来ない方でもこのようにノンアルコールで楽しむことが出来るんですよ〜!
アルコールがダメって方も是非バーに行ってみてはいかがでしょうか!
いよいよ最後のカクテルです!
Gakkyのお気に入り!毎回飲んでいるカクテルはこちら!
【本物の宮城さん】苦みと甘さがマッチした大人カクテル
「本物の宮城さん」です!
こちらは、ネグローニという有名なカクテルをベースに、杉浦さんが上海にいたときにアレンジして作ったカクテルとのこと。カンパリの苦味と蜜蝋の甘さが調和する大人なカクテルです。
ネグローニはかつてイタリアの老舗レストランでネグローニ伯爵という人物が好んで飲んでいたカクテルで、伯爵本人からの許可を得て「ネグローニ」と称されるようになりました。そして、この杉浦さんがアレンジしたカクテルは、かつての沖縄の「宮城男爵」になぞらえたものだそうです。その宮城男爵を基にした「The Real Miyagi」という映画があったそうで、そこから名前を取って「本物の宮城さん」が誕生しました。
氷の上の模様は、宮城男爵のハチマキについていた紋で、この紋を氷につけるためだけに型を特注で作ったらしいです!
Gakkyが普段から好んで飲んでいたカクテルですが、今回の取材で初めてこのような逸話を聞いて非常に興味深く感じました・・・!
では肝心のお味は・・・?
本物の宮城さんに使われている「カンパリ」は元々苦いお酒。大人~~~な味ですが、そこに濃厚な蜜蝋の甘さとパッションフルーツの爽やかさが調和しています。苦いけど甘い、なのにどこかサッパリしている。なんともビターでスイートな、大人の階段を一歩登れるような素敵なカクテルです。
ちなみにやっぱり「ニセモノの宮城さんもあるんですか?」とよく聞かれるらしいですが、上記の由来なのでニセモノの宮城さんはありません。あしからず。
El Lequioの店舗情報
施設・店舗名
住所 | 〒902-0067 沖縄県那覇市安里1丁目3-3 |
アクセス | ゆいレール牧志駅から約徒歩3分 |
営業時間 | 19:00~2:00 |
定休日 | なし |
駐車場 | 店舗前にコインパーキング有り |
公式Instagram | El Lequio (@el_lequio_okinawa) |
そういえばゆいレール牧志駅の駅近バーと言えば、前回ご紹介したRESORTBAR RISEがありますね!
El LequioはRESORTBAR RISEのすぐ近くにあるため、牧志駅からバーへの行き方はほぼ一緒です。ご参考までに!
まとめ
Gakkyのおススメのバー紹介シリーズ第2回目、いかがでしたでしょうか!
El Lequio、実はオープンしたのが2022年3月8日で、そろそろ1周年なんですよ!
ということで、2023年3月8日は1周年記念イベントを開催するそうです。瑞穂酒造とタッグを組んで製作した黒糖リキュール「Kokuto de Lequio」をお披露目する予定とのこと。
このリキュールは泡盛と沖縄のサトウキビを使ったラムがベースになっているお酒。黒糖が廃棄になっているという話を聞いて開発したもので、沖縄の離島の人たちの生活を守るという社会貢献も兼ねているのだとか!
当日は「Kokuto de Lequio」を使ったカクテルを提供するそうなので、当日行ける方は是非行ってみてくださいね〜!
【上記イベントは2023年3月8日に終了しました。】
またEl Lequioは、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと話せるスタッフの皆さんがお出迎えしてくれるので、ひとりで静かに飲みたいときや、友人や恋人とゆっくり飲みたいときにおススメかもしれませんね!杉浦さんとテキーラ飲むと楽しい
このように、那覇には美味しいお酒を出す店が山ほどあります・・・僕もまだその一端しか知りませんが、Gakkyも頑張って那覇のバーに興味のあるみなさんにNiceなバーの情報を届けられたらと思います・・・!
みんな那覇で酒飲め!!
それでは今回はこの辺りで。
続きはあると思います。多分。
それでは、またやーさい!
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