沖縄旅行のお土産に!沖縄の【やちむん通り】で見つける食器の魅力!

沖縄旅行のお土産に!沖縄の【やちむん通り】で見つける食器の魅力!

こんにちは、こんばんは!あるいはハイサイ!おきなわ部メンバーのゆうすけです。

新生活を始めるにあたって買い揃える物、たくさんありますよね。家具家電はもちろん、心機一転、食器類も買いたくなりませんか?なりますね?某大手量販店で揃えるのもいいけど、この機会にオシャレでインパクトのある食器がほしい……その気持ち、分かります!

本記事ではそんなハイセンスなあなたのために、沖縄のやちむん通りで購入できる壺屋焼きのおすすめ食器をご紹介します!

▼【琉球ガラス村】で手作りのオリジナルグラス作り!

沖縄お土産
卒業旅行は沖縄の【琉球ガラス村】で手作り体験!自分だけのオリジナル作品を思い出に!
本島南部(102)糸満市(7)

▼2024年のトレンドになるお土産はコレ!

沖縄お土産
2024年のトレンドはコレ!沖縄でしか買えないお菓子や雑貨の新商品6選!
本島南部(102)那覇市(86)

“やちむん”とは?

“やちむん”とは沖縄の焼き物のこと。沖縄の人々の日用雑器として、観光客のお土産として、古くから親しまれています。

後述する壺屋焼きはまさにやちむんの代表格と言っても過言ではありません。その歴史はとても古く、沖縄がまだ琉球と呼ばれていた頃に薩摩からやってきた朝鮮人陶工の技術指導によりその基礎が作られたとされています。最近はお土産としても人気が高く、県民の生活にも強く根付いている為、沖縄県内では各所で定期的に陶器市が開かれるほどです。

“やちむん通り”とは?

こちらがご紹介する“壺屋やちむん通り”!国際通りから続くアーケード街を抜けると見えてくる、石畳の道が目印です!

早速通りへ繰り出したい気持ちを一旦ぐっと堪えてください。まずは“壺屋焼き”についてご説明します。いえ、メモは結構です。

一般に“やちむん”と呼ばれる沖縄の焼き物は、那覇市の壺屋、沖縄本島中部の読谷村(よみたんそん)を中心に沖縄各地で作られていますが、古くは琉球王朝時代、各地の窯場が那覇の壺屋という地域に集められて以降、さまざまな生活雑器が作られるようになり、沖縄県那覇市壺屋で主に生産されている陶器を“壺屋焼き”と呼ばれるようになりました。沖縄の飲食店でもよく見かけられますよ!

“壺屋焼き”は焼き方が大きく上焼(じょうやち)と荒焼(あらやち)に分けられます。上焼は釉薬(うわぐすり)という薬品を陶器の表面にかけて、約1200度の高温で焼いたもの。荒焼は釉薬をかけずに1100度前後で焼いたものです。沖縄の飲食店でよく見るのは上焼ですね。どちらも非常に熱いことが分かりますが、みなさんの壺屋焼きへの情熱は何度ぐらいですか?

そして、そんな壺屋焼きをたっぷりと堪能できるのがこの“壺屋やちむん通り”です!全長約400メートルと買い物ついでのお散歩にもちょうどいい距離。

壺屋焼きの販売店やカフェ、陶芸体験ができるお店などが軒を連ね、やちむんの魅力に触れるには充分すぎるラインナップです。お車でお越しの方には国際通りからのアクセスがおすすめです!入ってすぐ左にあるコインパーキングに駐車してください。
ただし、通りには普通に民家もあるので、お店と間違えて不法侵入にならないよう注意しましょう。

それでは、厳選に厳選を重ねたオススメのお店を2店舗ご紹介します!

“やちむん”が買えるオススメのお店!

【壺屋焼窯元育陶園 本店】

落ち着いたクラシックな雰囲気の店内には、職人が腕によりをかけた陶器がズラリと並びます。育陶園のテーマはズバリ“美しい壺屋焼”。伝統技法”線彫”で施された唐草線彫を中心に、代々受け継がれた技術をふんだんに活かした器の数々があなたを迎えます。

【唐草模様中カップ 4290円(税込)】

購入したのは唐草模様の中カップ。色は3種類で、それぞれ取手の有無と小、中サイズがあります。中サイズは壺屋焼特有の厚みとサイズで手へのフィット感が◎。撮影時は店頭にて期間限定カラーの赤い唐草バージョンも販売されていました。

育陶園では沖縄で採れる赤土・白土をベースにした独自の陶土を使用しており、陶器の温かみを直に感じることができます。そう!あなたが感じたその温かみこそがまさに”人”の温かみなのです!、、、ん?

そしてこのやちむん通り内には育陶園系列の販売店が4店舗、陶芸体験ができる店舗が1店舗あり、各販売店ごとに異なるコンセプトを楽しむことができます。是非立ち寄ってほしいのでちょっぴりご紹介です。

Kamany

代々受け継がれてきた壺屋焼の伝統技法をあしらった器を取り揃えています。店員さん曰く、男性ウケする渋めデザインが多いとのこと。筆者もグッと惹かれました。

guma guwa

女性の手にも馴染みやすい、軽くて薄い持ちやすさにこだわった器が中心!色味も白地に青や緑といった爽やかなものが多く、手に取ってずっと眺めていたくなります。お時間のないあなたはタイマーを用意しましょう。

Etha

育陶園7代目の高江洲尚平さんの世界観をベースに、新しい釉薬や技法を取り入れた”実験場”としてオープン。一風変わったユニークな器を見ながら、併設した喫茶スペースでくつろぐこともできます。

nan*ne

こちらの店舗では器だけでなく洋服、生活雑貨も扱っており、なんとビールやコーヒーを味わう喫茶スペースも用意されている贅沢っぷり。コンセプトは”心地いい暮らし”。壺屋焼のカップにビールを注ぐ、、、心地いいです。

壺屋焼窯元育陶園 本店

住所〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1-22-33
アクセス安里駅から徒歩約5分
営業時間10:00 ~ 18:00
料金購入品 4,290円(税込み)
定休日1月1日、2日
駐車場
公式サイト壺屋焼窯元育陶園

【ヤッチとムーン】

こちらは前述の育陶園とは打って変わったアットホームな雰囲気が、どこか懐かしささえ感じさせるセレクトショップ。沖縄で活躍するたくさんの作家さんたちの個性溢れる作品を数多く揃えています。店頭に並んだ茶色の壺たちは持って帰らないでください。

【青い海6寸皿 4,048円(税込)】

伝統的な紋様をあしらった“やちむん”はもちろんですが、ここにしかない雑貨オリジナル器も魅力です。今回購入した青い海シリーズの平皿もそのひとつ。沖縄の海をイメージしており、ヤッチとムーンでも人気の作品です。平皿を上下逆さにすると空にも見えるとか、、、。店員さんからこれを聞いて思わず唸ってしまいました。これはいっそ使わずにインテリアとして置きたいぐらいです。

伝統紋様の”点打ち”と並んだオリジナルのクマシリーズもここでしか出会えません。ご飯を完食すると手を繋いだクマが登場します。お子様のお残しも減るかもしれませんね。

器以外で筆者が特に面白いと思ったのがこちら!ゴーヤーの箸置き(表記上はゴーヤ)です。箸置きはたくさん持つ必要がない気がしますが、ゴーヤーを輪切りしたみたいで、こうしてたくさん並んでいるとかわいいですね…。

キッチンやテーブルをコーディネートしたコーナーもあり、実際の使用感をイメージしやすいのもポイント。ひとつ買うとどんどん揃えたくなってしまうのがやちむんの沼です。
ようこそ。

ちなみに、国際通り側の入り口から入ってすぐ右手にあるチャタロウは姉妹店です。

ヤッチとムーン

住所〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1-21-9
アクセス安里駅から徒歩約6分
営業時間10:00 ~ 18:30
料金購入品 4,048円(税込み)
定休日なし
駐車場
公式サイトヤッチとムーン

やちむん通り以外にも!おすすめ2店

【laboratorio dal mare(ラボラトーリオ・ダル・マーレ)】

やちむん通りとは反対の名護市に位置するこちらは、やちむん作りの体験も可能な工房。

体験している様子を撮影してくれるので、やちむんと一緒に思い出も作れます。
初めての方でも安心。スタッフさんが適格なアドバイスでリードしてくれますよ。

おひとりでも可能ですし、女子旅プランやペア特典などもあるので、気になる方はメニューをチェックして予約してください。

▼体験できるメニュー▼

・やちむんクリエーター体験 6,000円
所要時間60分

・女子旅プラン 5,000円
所要時間60分
特典1 体験1000円割引
特典2 オリジナル陶器ヘアゴムまたはピアスプレゼント!
特典3 オンラインショップ10%クーポン

・ペア特典プラン 16,500円(2名分)
所要時間60分
特典1 体験2000円割引&ソーサー2枚分約3500円お得!
特典2 オリジナル風呂敷でのラッピング
特典3 オンラインショップ10%クーポン
特典4 Dal mareブレンドのオリジナルさんぴん茶(2包)

・やちむんクリエイタープラン 16,500円
所要時間120分
特典1 体験1000円割引
特典2 作り放題プラン
特典3 粘土追加、絵柄オプション付
特典4 オンラインショップ10%クーポン
特典5 やちむんクリエイター認定証贈呈(後日)

・貸し切りプラン 48,000円(60分貸切)
特典1 プライベート空間でのやちむん作り体験
特典2 送料込み
特典3 オンラインショップ10%クーポン

laboratorio dal mare(ラボラトーリオ・ダル・マーレ)

住所〒905-1635 名護市済井252
アクセス許田ICから車で約30分
営業時間10:00 ~ 18:30
定休日なし
駐車場普通車10台駐車可
公式サイト沖縄やちむん作り[laboratorio dal mare]

【琉球焼 南陶窯】

読谷村の住宅街にひっそりと佇むのがこちらの南陶窯。作家である久場政一さんの住宅も兼用しており、2階にあがると久場さんが手がけた作品のギャラリーがあります。

平皿、ボウル、カップなどの器たちは、伝統紋様のほかにも木の葉や幾何学模様など独創的なデザインも豊富。音楽関係の仕事から独学で陶芸家へ転身した異色の経歴を持つ職人の感性が光ります。

琉球焼 南陶窯

住所〒904-0303 中頭郡読谷村伊良皆451-2
アクセス沖縄南ICから車で約20分
営業時間10:00 ~ 18:30
定休日年中無休
駐車場
公式Instagram琉球焼 南陶窯

まとめ

今回は沖縄の伝統工芸品“やちむん”について紹介しました!

新生活に向けて食器を探していたあなたも、そういう目的は特になかったあなたも、やちむん通りに行けば素敵な器との出会いがありそうじゃないですか?知れば知るほど奥深いやちむんの世界にぜひ足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
それでは!また、やーさい!

▼沖縄の魅力を発信!沖縄を盛り上げ隊「おきなわ部」

沖縄の絶景やグルメ、観光情報やおすすめスポットなどを発信しています!! おきなわ部をフォローゆたしくうにげーさびら(よろしくお願いします)!

カテゴリから探す
エリアから探す
Translate »